なかがわ電機サービス
2026/03/04

電通大生におくる、ガチ学費ちゅるちゅる

今年度、電気通信大学をご卒業される皆さん、ご卒業おめでとうございます!!

これは電気通信大学卒業ブログリレー1日目?4日目?の記事です。次はないかもしれないし、後ろが増えるかもしれません…なんだこれ…

今年卒業する電通大生のみなさんや今年卒業する電通大生を祝福したい電通大生のみなさんはぜひ以下のスプレッドシートの記事一覧に勝手に追記してください!お願いします!みなさんの参加をお待ちしております。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/15KEuL7S_QZF-ZKeek_ZR-e8lMUG7NYgneoOZALQH80I/edit?gid=0#gid=0

はじめに

みなさんは「学費ちゅるちゅる」をご存じでしょうか?ニコニコ大百科によるとこのように定義されています。

学費ちゅるちゅる(学費チュルチュル)とは、大学の設備や制度のうち、無料で使えるものや費用の補助が出るものを活用することを指す。

学費ちゅるちゅるとは (ガクヒチュルチュルとは) [単語記事] - ニコニコ大百科, https://dic.nicovideo.jp/a/学費ちゅるちゅる, 2026-03-04参照

よくSNSでは、図書館などのコンセントでスマホを充電するものが投稿されており、狭義においては学費でスマホを充電するミームを指すように見受けられます。

しかしながらみなさん、よく考えてみてください。例えば電気通信大学の学費は入学金が282,000円、一年間の学費が535,800円ですから、4年間在籍するとして2,425,200円かかるわけです。土日祝日休みなく1日1回5000mAh(=18.5Wh)のスマートフォンをフル充電したとして、おおかた35円/kWhで電気代を計算すると年間約240円程度です。(え、ほんとに?そんなにやすいの?計算ミスった??)もう議論するのもばかばかしいくらい学費を回収できていません。

そこで今回は電気通信大学で本気で学費を回収するにはどうしたらいい?という議論をしたいと思います。学費を回収する方針は3つあります。一つは大学のサービスを活用する方針、もう一つは現金で回収する方針、そして最後に学費をそもそも下げちゃうという方針です。

方針1: 大学関連のサービスを活用する

これは定量化しにくいうえに恩恵の種類が多すぎるため網羅しにくいのですが、筆者が活用していたサービスをいくつか紹介します。

単位を取りまくる

そもそも大学というのは授業の定額サブスクなので単位は取りまくったほうがお得です。他大学の単位を履修する制度や副専攻の制度もあるので無理のない範囲で取れるものは取りまくりましょう。

GPAが下がっちゃうかも?と不安な人もいるかもしれませんが、本学においてGPAがクリティカルに効いてくるイベントはプログラム分けか、後述の授業料減免制度か大学院推薦入試くらいしかないので、2.5くらいあれば困ることはないと思います。

就活や研究室配属でGPAが~という心配?もちらほら聞きますが、私の経験や見聞ではGPAよりも何を履修しているかのほうが気にされている印象があります。「メーカーの設計で受けてるのに四力取ってないの?」「ロボットの研究に興味があるのにメカトロ系を取ってないの?」という具合の話はちらほら聞いたことがあります。

各種学割の利用

学生向けの特典があるソフトウェアやサブスクを使いまくりましょう

Autodesk、Apple Music、Amazon Prime、タイムズカーシェア、快活クラブなどなど…

大学施設の活用

  • 図書館 https://www.lib.uec.ac.jp/
    • 電気通信大学にはAgoraというコンセントつきの自習スペースもあります
  • 電気通信大学 ICT試作実験公開工房pictlab https://www.pict-lab.uec.ac.jp/
    • タダでCNC、3Dプリンタ、基板加工、レーザー加工機などの設備が使えます
  • 西9号館2階のヨギボールーム(正式名称なに?)
    • ヨギボーや電動昇降デスク、モニタが置いてあって自由に使える
  • トレーニングセンター http://www.sport.edu.uec.ac.jp/toresen/
    • タダで使えるジム、10:30-21:00

ほかにもいろいろあるとは思いますが、私が利用していたものはこれくらいかな…

方針2: 大学から現金収入を得る

もうこれ以上ないくらいド直球の学費ちゅるちゅるです。あなたの口座に「給与)テ゛ンキツウシンタ゛イカ゛」を刻みましょう!

大学でバイトをする

TAやRAは研究室に配属されていないとチャンスが少ないと思いますが、非常勤職員はB1からでも就けるものがあります。がんばって探してみてください。私も人の誘いで某所でバイトをしていました。人づてに募集されてたりするものもちらほらあるようなので、サークルとかに入って友達をいっぱい作るといいかも。仕事内容自体も大学特有の珍しいものがちらほらあるので良い経験になると思います

被験者に応募する

実験の被験者になることで研究室からお金がもらえます。私は被験者が必要な研究をしていなかったので予算のフローが分からないのですが、ひょっとするとこれは大学の予算ではないところから流れてきているケースもあるのかな?学生ポータルにたびたび募集が流れてくるのでメール通知をオンにしておくといいと思います

賞金稼ぎ

賞金が出る学内の大会などに出場して賞金を稼ぎましょう。例えば、UECアイディア実証コンテストU-PoCやUEC BugBountyに参加しなんらかの入賞を果たせば、数万から数十万程度のまとまった額が手に入ります。この手の大会実績ガクチカは就活でも活用できると思うので将来的な収入にもプラスかも…?

  • 国立大学法人 電気通信大学, U☆PoC~UECアイディア実証コンテスト, https://www.uec.ac.jp/research/venture/contest.html
    • 賞金の使い方に規則があるので要注意!自分の生活や欲しいものに絡めたアイディアを出すとお得かも
  • 電気通信大学 UEC-CSIRT, UEC Bug Bounty 2025/2026, https://bb.csirt.uec.ac.jp/
    • 参加すると初心者向けにハンズオン講習も開かれていたりします。サイバーセキュリティは法律やルールなどが厳しいですが、それさえ守ればあとは気軽にトライできると思います

方針3: 学費を下げる

これはみなさんの経済状況に依存するのでなんとも言えないのですが、大学には入学金・学費減免システムがあります。学部であればこれと併せてJassoの給付奨学金も申請できます。「うちの経済状況だと通らないよね…」と敬遠していた友人が、よく話を聞けば減免対象者とあまり経済状況が変わらなさそうだった(定量的に評価できるほど踏み入った話はしていませんので知らんけど)というケースもありました。経済状況に合わせて全額、半額、1/3と段階的に減免枠が設置されていたりするので、通らなさそうだなと思ってもとりあえず出してみる価値はあると思います。

ただしこれらの申請には親の所得やマイナンバーなどを提出する必要があります。たまにこういったものに協力的ではないご家庭の方も見受けられるので、なんとかならないものかなといつも思います。

試算

方針3はちょっとチートなのでいったん抜きにして、まずは1をやってみます。

大学施設

対応する有償サービス

料金

Agora, ヨギボールーム

コワーキングスペース

6,000円/月

pictlab

fabスペース

10,000円/月

トレセン

フィットネスジム

8,000円/月

それぞれ以下の要領で推定しました。

この時点で年間にすると288,000円の学費ちゅるちゅるになりました。学費が半額です。

次に、定量化が難しいところではあるのですが履修単位数について計算してみましょう。卒業所要単位きっかり履修している人に対して、多めにとるとどのくらいお得になるのか計算してみます。

電気通信大学の学修要覧(https://kyoumu.office.uec.ac.jp/youran/youran.html)を確認すると卒業所要単位数は128~133となっています。4年分の学費を133で割ると約18,235円/単位となります。ある知り合いは153単位修得していたので、4年で18,235*(153-133)=364,700円、年間にして91,175円の学費ちゅるちゅるです。

そして最後に方針2として、学内でアルバイトをしてみましょう。ある人から聞いた話では週3時間勤務でたまに超過勤務や休日出勤があり、多少のブレはあったものの1.3~2万円の月収があったらしいです。年間にしておおよそ20万円前後の学費ちゅるちゅるでしょうか。

あとは大学のコンテストに出て、年に1回はなにかしらの入賞を果たせば年間10万円の学費ちゅるちゅるになります

ではここで4年分を合算してみると288,000*4 + 91,175*4 + 200,000*4 + 100,000*4 = 2,716,700円の学費ちゅるちゅるになりました!結構大きい額になってしまい自分でも驚いています。

さいごに

実はこの記事で一番大事なのは方針3の学費減免申請だったりします。この記事はガチ学費ちゅるちゅるといいつつ実は経済的に不安や困難を抱えている学生へのエールのつもりで書きました。減免が刺されば黒字も全然夢じゃないので、ぜひいろんな制度を活用してみてください。そして皆さんが節約だけでなく、より多くの経験値を積んでコスパのよい大学生活を送れることをお祈り申し上げております。

(C) 2025 lnln.dev